東京進出、そして
しばらくは、名古屋で働きながら東京に対局に行くという
生活を続けていました。
しかし、やはりプロとしてやっていく以上、
東京で住みながら活動したいという欲求がでてきました。
名古屋でお世話になっている先輩プロに頼んで、
東京の雀荘を紹介してもらいました。
池袋の「スリーファイブ」という東風戦の雀荘で働き始めました。
週6くらいで働いて、休みの日に対局に行くという日々でした
打つ回数が200回とか多かったので、ずいぶん勉強になりました。
プロの対局は散々でした。
競技ルールの理解不足、打ち込み不足、体調管理の甘さ、メンタル面の弱さ。
今考えると敗因はたくさんありました。
アリアリルールでは勝てても、競技麻雀では通用しませんでした。
考えが甘かったのです。
半年くらいたってから、ある考えが頭の中をめぐるようになりました。
「本当にプロ活動を続けていく意味があるのか?」
「プロとして、自分は何がしたいのだろうか?」
極度のストレス、体調不良。
自分の麻雀が通用しないのではないか。という不安、恐れ。
麻雀プロとしての自分のアイデンティティーの崩壊。
だんだん麻雀が分からなくなっていました。
次第に麻雀が勝てなくなりました。
そのうち麻雀が少し嫌いになってしまった自分がいました。
