麻雀は勘違いしやすいゲーム
麻雀は本当に勘違いしやすいゲームで。
それは麻雀というゲームの性質に原因がある一方、
それを打つ人間の心理にも原因があります。
先入観が強すぎたり、根拠のない思い込みをしたまま間違った知識を増やし、
経験を積んでしまうと、あとで麻雀観とフォームの矯正が難しくなります。
手遅れにならないうちに、麻雀の本質を理解しましょう。
麻雀は隠された情報が多く、たいていの場合は自分の手牌と、
場に捨てられた牌、開示された相手の手牌だけで判断します。
そのため、見えていない部分にはまるで無関心で、
見えている部分だけで自分の都合のいいように判断をしてしまいます。
たとえば自分が3メンチャンで単騎待ちに負けた場合はツイていないと思うでしょうが、
後で牌譜検討してみたら、3メンチャンの待ちはほとんどが他家に使われていて、
単騎待ちはすべて山にあったなんてことはよくあることです。
・ミスに気づきにくい
和了のがし、ベタオリの失敗、押し引きのミスなどをして、
それで直接点数が動いたときは自分でも気づきやすいですし、
成績にも大きく影響します。
しかし和了とは遠い序盤や中盤のミス、手順ミスなどは、
それで直接点数が動くわけでもないので、自分では気づかないことが多いです。
そしてそのようなミスをしたとしても、そのほとんどは大きくは結果に反映されません。
それどころか、ミスが結果的には成功を呼ぶ事もあったりします。
ですから、ミスに対する理解や自覚をすることが難しいです。
・明確な正解が少ない
ある局面においていくつか選択肢があるとき、明らかに正解と分かることは少ないです。
そのため自分が選択した結果がたまたま成功だっただけで、それを正解だと信じてしまいがちです。
それをあたかも真実のように語ってしまい、トンデモ理論やデタラメ定石がどんどん生まれてしまいます。
現在では統計学やプログラミングにより数理的、定量的に解を求める研究がありますが、
それもまだごく一部のことです。依然として、感覚や経験則で解を求める人が大多数であり、
明確な正解が増えていくのはもっと先のことでしょう。
・自分の実力が短期間では全く反映されない
麻雀にも明確な理論というものが存在するわけですが、
常にそれが成功するわけではありません。
特に短期間では運次第で結果の成否が分かれたりします。
そのため自分の成績を分析したり他人と比較したりするときには、
長期間の成績でなければ意味がないわけです。
これは最近では当たり前のことなのですが、いまだによく分かっていない人が多いです。
大会だけ強い人、ここ一番で勝てる人なんて存在しません。
それは偶然が重なったか、元々長期的に見て強い人なのです。
